2012年01月31日

タンザニアが誇るドドマワイン dodoma


ドドマにあるワイナリー「cetawico」

7年前2005年創業

「ドドマ周辺に住む貧しい人達に職を」というコンセプトから始まったらしい。
ドドマはタンザニアのほぼ中心にある乾燥地帯だ
ワイナリーが作られる前までは周辺ではキャッサバやトウモロコシなどを作っていた。
しかし儲けが少なかった為、人々の暮らしは苦しかった。

そしてコンセプトのもとイタリア人がドドマにワイナリーを作った。

今では約30人のタンザニア人がはたらいている。

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タンザニア人向けの甘くて安価なワインから将来、輸出を見込んだ高級ワインまで造っている。

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ワインボトルはイタリアからわざわざ輸入しているこだわりっぷり。
タンザニア内では何度も賞をとっているらしくたくさんトロフィーがならんでいた。
ワイナリーはタンザニアの工場とは思えないほど掃除が徹底されていた。


2000リットルのタンクにワインがはいっている。
時々タンクの中のミックスし、タンク内のワインの味にムラができないようにする。
そして6ヶ月後、各タンクのワインの出来がわかる。

出来によって、高級になったり庶民のワインになるものが決定される。

庶民のワインはたくさんの砂糖を混ぜられてつくられる。
いっぽう高級ワインは木樽に移されてさらに14ヶ月。
一番最高級ワインは28ヶ月寝かせる。

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28ヶ月寝かせたワインを木樽から直接注いでもらった。
木樽からなんて、まるでコマーシャルの世界だ。
ワインの味が語れるほど味がわかる人間ではないが、通っぽく語ってみると
「ちょっと渋みがあってスッキリとし、タンザニアの太陽を思わせる力強い味。」
なんかそんな感じ。(笑)

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ブドウ1kgから取れるワインは0.6リットル。
贅沢な飲み物だと思う。
工場の中はワインの香りでいっぱいだ。
白ワインも試飲させてくれた。

試飲させてもらったものは砂糖が混ざっているのか少し甘かった。
私的にはさっぱりと飲める赤の方が好みだ。

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オーナーは不在で、タンザニア人のトップの方が工場内を案内してくれた。
訪問するには事前連絡が必要だったらしいが、快く見学を許してくれた。

ここではワインを市場より安い卸売り価格で購入する事ができる。

まだ日本では飲む事ができないワイン。
いつか日本で「cetawico」のワインを飲める日が楽しみだ。
もしかしたら手の出せない値段になっているかも…

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周りにはバオバブの林(?)が広がっている。


道中、バオバブの実ってどんなん?
中身ってどんなん?と思って、ひとつ木から引きちぎってみた。

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おもったよりでかい。

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めっちゃ苦労して割ると、中身こんなん。

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舐めてみた。青すっぱっ!!


posted by hoso9 at 00:00 | Comment(1) | タンザニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月28日

タンザニア今風結婚式 dodoma


ドドマに長年住み、タンザニアでNGO活動をし、バオバブを使った石鹸や食用油、
マッサージオイルなどを生産、販売している椿さんの娘さんの結婚式に縁があって参加させていただく事になった。

椿さんにはタンザニア人の旦那さんがいる。
ふたりの間に生まれた娘さんナオミさんの結婚式だ。

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日本人とタンザニア人のハーフだけど、ナオミさんはどっからみてもタンザニア人。
日本の血が混ざっている事を教えてもらわないと気付かないだろう…
育つ土地に人は染まるんだなとおもった。

結婚式はタンザニアの中では相当豪華な結婚式だった(らしい)。
高級ホテルの宴会場を借りきり、会場にはたくさんの人が祝いに駆けつけていた。
招待状には「開始午後6時」とかいてある。
日本人らしくしっかり6時には会場に向かったのだが、やはりタンザニア。
結婚式らしいものはどこにも始まっていない。
結局2時間ほど外のテラスで待つ。結婚式だというのにタンザニアタイムだ…

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スーツ姿で麻雀ミーティング?タンザニアでこんな格好をするとはね(笑)



タンザニアの結婚式というのは、どうも司会者が主役っぽい。
思い出用に日本同様、ビデオ撮影がずっとされているんだけど、進行の仕方がビデオの撮影中心すぎる。
新郎新婦のまん前に常に大きな撮影カメラと照明がいて、はっきりいって邪魔である。
そして、さらに撮影カメラと新郎新婦の間にノリノリの司会者が入って、ずっとしゃべり通し。新郎新婦よりも司会者の方がカメラに映っている時間が長い。
披露宴が始まって2時間経っても、新郎新婦の声は聞けず、ずっと司会者の芸人っぽいしゃべくりを披露される…

シャンパンオープンの時間になった。
招待客の女性が1本、司会者が1本シャンパンを持って振りながら踊っている。
きっとお決まりのポ〜ン!!!ショワ〜〜〜〜!!!!イエーイ☆
って運びなのだろう。
まず女性が綺麗に開けてみせた。

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みんなおぉ〜〜!!と盛り上がった。
次に問題児の司会者。
フリフリ。開けようとしては手をとめしゃべりが入り、ひっぱる。
もうひっぱりすぎやよ…と呆れかけたとき、ポンッと栓を抜いた。

・・・・しぃぃぃー・・・ん

栓を抜こうとして何度もしゃべりで中断させた為、全く泡でず。

みんな、失笑。

なんなんこの司会者。

だれもそんなオチは期待してないから。
司会者もさすがにこれは狙っていた訳ではなかったようで気まずそうである。


しらーっとした雰囲気にはなったがとり合えず、乾杯!


次はお馴染みのケーキにナイフ投入。
初めての共同作業ってやつですね。
ナイフ投入の後はCAKE BITE。お互いに一口づつ食べさせあう儀式。
なんだか自分の結婚式を思い出しホンワカした。

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ナイフを入れていないホールケーキを何人かに新郎新婦が踊りながらテーブルにプレゼントしにきてくれた。
うちらのテーブルにもひとつ頂いた。

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手でがっちり持ってきたから、生クリーム大丈夫なの?と思っていたら、
タンザニアには生クリームなんてもんは存在しないらしい。
スポンジケーキの周りはしっかりと砂糖でガチガチにコーティングしてある。
多少手荒に扱っても問題ない丈夫なケーキだった。
後日、みんなで周りの砂糖コーティングを外して食べてみた。中のスポンジはなかなか美味しかった。

ケーキの後は、花嫁のスピーチ。
スワヒリ語だから何をいってるかわからんが、きっと感動のシーンなんだろう。
さすがの司会者もだまっている。
ここでやっと花嫁の声を聞く事ができた(笑)

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その後はやっと夕食。もう夜10時になっていた。
夕食はなんと・・・バイキング方式。自分でとりにいく。しかも一回きり。
おかわりはなしである。

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そして驚いた事に新郎新婦も自分でお皿を持って食事を取りにいく(笑)
たくさんホテルの従業員がいるんだから、サーブしてあげたらいいのに。
料理を盛られた皿を自分達で会場の隅っこのテーブルに運び、食べている。
なんだか主役なのに目立たないなあ。
その間も司会者は大きな声でしゃべり、主役の新郎新婦よりも目立っている。

食事はチキン、サモサ、フライドポテト、ライス、ウインナー、すいか。
よくある内容である。
味もよくある味である。

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日本の結婚式の料理ってすごいなと思った。まあ、参加費が日本とは比べもんにならんけど。

食後はプレゼント大会。
みんなプレゼントを持って花道を踊りながら、新郎新婦に手渡します。
踊りながら来るもんだから、ひとグループ終わるのに時間がかかる。

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食器セットを持ちながら踊っちゃいます。
電子レンジも持ちながら踊っちゃいます。
とにかく踊ります。

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一番プレゼントで多かったのがタンザニアの布、カンガ。
プレゼントは新郎新婦だけでなく両親にプレゼントする方もたくさんいた。
おもしろいことにカンガをプレゼントするときはプレゼントする相手をカンガでグルグル巻きにしてしまう。

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新婦の両親はしょっちゅうこんなことになってました(笑)

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プレゼント攻撃はなかなか終わる事なく夜12時まで続く。
プレゼントが終わったら女性達が前に並びだして、タンザニアではお馴染み。
みんなで同じステップを踏むダンス大会。

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途中から男性もでてきて、男性対女性で向かいあって踊っていた。
ずーっと同じステップを踏み続けるだけなんだけど、みんな楽しそう。


それをぼーっとみてたら睡魔に襲われだした。
もう限界かも…帰ろうかなと思っていたら、お開きの時間になった。
終了は12時半を過ぎていた。

結婚式に参加させてもらえるなんてなかなかない機会。
きっかけをくれたホンダさんに感謝。そして参加を許可してくれた椿さん、ナオミさんにも感謝です。
どこの国でも結婚式っていいもんだなと思う。出席したあと、幸せをおすそ分けしてもらえた気分になる。

ナオミさん、オベディさん、末永くお幸せに☆

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屠殺の現場 dodoma


週末は隊員さんのお仕事がお休みなので、トサツ現場へ2箇所連れて行ってもらった。

屠殺…食べる為に家畜を殺し、肉にすること

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今まで何頭分の牛、鳥、豚、ヤギなどの肉を食べてきたんだろう。

だけどトサツ場というのは行ったことがない。
鶏なら家庭などで殺す場面を見た事あるが、牛はない。
それに献血に行って自分の血をみて倒れるほど私は血が苦手である。
なので今までそういう場所をみるのを避けてきた。
だけど、そろそろ人間が食べる為に殺す動物達の事を知らなければならないと思った。
日本をでて食事を楽しめるというありがたさを感じたからこそ、屠殺の現場を知り、
大事に残さず食べないといけない。
自分が食用家畜で殺されて、肉となり、料理され、それを残されてゴミ箱に捨てられたら、
いったい何の為に命をあげたのかという気持ちになるだろう。

まず職業訓練学校が訓練をかねて行っている屠殺場。
中は綺麗にされていて設備も整っていた。

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建物の外には屠殺される順番を待つ牛達が並んでいる。
しかし先には何が待っているのかわかっているようでみんなおびえた顔をし、奥へ進みたがらない。

中ではもう屠殺が始まっていた。
生徒達もたくさんいてみんな先輩や先生がその様子をみている。
一頭はもう逆さに釣られて皮をはがれて「肉」となっていた。
もう一頭は頭をハンマーで殴られて朦朧としている。
ぐったりしているが意識はあるらしく、時折暴れだす。
さっさとトドメをさしてあげて欲しかった…
何度かハンマーで殴られ、喉を切られた。
するともの凄く鮮やかな朱色の血が出てきた。
床は血で真っ赤に染まった。
牛はそれでもバタバタと暴れている。
暴れている足を捕まえて、ひとりが足を切断しだした。
足を切られても、ない足でもがいている。
なんだか辛すぎてみていられなかった。
屠殺ってもっと手早く苦しまないように殺してあげるんじゃないの…と疑問に思った。

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なんだかいやな気持ちで屠殺場を後にした。



ミニバスに乗り未舗装道路を走って次の屠殺場へ。
田舎にある青空屠殺場。
さっきとはうって変わって設備も整ってなければ衛生面なんて関係なしといった感じだ。

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しかし、さっきとは場の空気が違う。
なんだか空気が明るいのだ。

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みんな笑顔で話しながら、それでも手だけは早く動かしている。
まったく迷いもなくすごいスピードで仕事を進めていく。
あっという間にヤギ数頭が首を切られ、血も無駄にせず皿にとり、頭と足をおとし、皮をはぎ、内臓を取り出し、腸部分の掃除をされ「肉」となった。

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ほんとうにすごいスピード。ヤギが苦しんでいるのはほんの少しの間。
職人達はどこをきれば一番早く仕事が進むのかわかっている。

変な言い方だけど安心して殺されるのを見ている事ができた。

牛が連れてこられた時は
「またあんなに長いこと苦しんでいる牛をみないといけないのか」
と思ったけど、彼らは職人だった。
連れてきて牛を足払いして倒し、足をくくり一瞬で首の動脈を切った。
先にいった屠殺場のように何度も頭を叩かれ拷問のようにみえたトサツとは全く違った。
苦しんでいる時間の短さに驚いた。


目上の人には「シカモー」と挨拶。連れて行ってくれた隊員さん達が
「みてもいいですか?写真を撮ってもいいですか?」と聞いてくれた。
ちゃんと声をかけるとみんな快く笑顔でOKをだしてくれた。
そして、ちょっと体験もさせてくれた。

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私は腸の洗浄。腸の中にある排泄物を外に出す作業なんだけど、職人達はすごいスピーディにやってるけどなかなか難しい。結局、一頭分を終わらす事もできずに職人へバトンタッチ。
サトは皮をはぐのを少しやらせてもらった。

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はいだ皮は使うので傷つけないように慎重に…

お礼に煙草を吸う人には煙草をあげようと持っていったけど、意外と吸う人が少なかった。
行く人は何か違うものをもっていったらいいかも。飴とかガムとか。


見学したあとは、新鮮な肉を食べてみる事に。
屠殺場から歩いて2分くらいの場所に今肉になったばかりのものを焼いて食べさせてくれる場所がある。
自分の好きなだけ肉を買い、その肉を「炭火焼屋さん」にもっていって焼いてもらう。

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うちらも肉を選んで焼いてもらった。
しかし塊で焼くので焼きあがるまでに1時間以上は軽くかかる。

まっている間、周りを見るとすごい量の肉をみんな食べている。
その食いっぷりに感心してしまう。
焼き上がった肉はというと、硬い…
かたまりが大きすぎるし筋とってないし、、焼き過ぎである。
しかしこれがタンザニア人の食べ方。なんだか野性的。
スライスして柔らかい肉ばっかり食べている日本人ってなんだか
「ペディグリーチャムしか食べれない血統証付小型犬」って感じがする。
それに対してタンザニア人達の食べ方は「大自然の中、野生で育った中型犬」だ。
タンザニア人はみんな背が低い。なので大型犬ではなく中型犬。


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みんなで全部食べきる。顎つかれた…

初めて見学した屠殺場。
ベジタリアンから、屠殺場見た後から、食べられなくなったという話をよく聞く。
私にそのケースは当てはまらないらしい。

ベジタリアンになる気はない。

posted by hoso9 at 00:00 | Comment(0) | タンザニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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